家族が病気になったとき、よくある問題は情報がないことではなく、あちこちに散らばっていることです。
健診結果はどこかの引き出し。薬の袋は行方不明。昔どんな検査を受けたかも、はっきり思い出せません。
子どもの予防接種の記録は別のフォルダーにあり、親の薬の名前は「あの白い錠剤」としか覚えていないこともあります。
普段は小さなことに見えても、受診するときには情報の完全さが違いを生みます。
そこで、簡単な家庭の健康情報索引をつくれます。
すべての医療書類を一つのアプリに集める必要はなく、わかりやすい入口をつくることが要点です。
- 血液型。
- アレルギー情報。
- 長く使っている薬。
- 大きな手術や病気の記録。
- いつも受診する医療機関。
- 大切な健診の日付。
- 緊急連絡先。
機密性の高い医療情報には、プライバシーとアクセスの安全性に特に注意が必要です。内容全体ではなく、書類の場所だけを記録するほうがよい情報もあります。
例えば、「父の最新の健診結果:書斎の書類棚、上から二段目」とだけ書きます。
それだけでも、情報が見つからないという問題の多くを解決できます。
家庭の健康管理には、世話の責任を一人だけに集中させないという価値もあります。
親が高齢になるにつれ、子どもは、いつも飲む薬、受診先、次の診察日を少しずつ知る必要が出てくるかもしれません。
家族の生活を支配するためではなく、助けが必要なときに引き継げるようにするためです。
情報は静かに置かれているだけで、価値がないように見えます。本当に必要になった日に、見つけられることの大切さがわかります。