「健康になりたい。」
「もっとお金をためたい。」
「英語を学びたい。」
「起業したい。」
どれもよい方向です。
でも、そのままでは実行できる計画ではありません。
一番の問題は、次に何をすればよいか、具体的にわからないことです。
目標が達成できないのは、必ずしも意志が弱いからではありません。
むしろ、目標が大きすぎたり、曖昧すぎたりすることが多いのです。
物事が山のように見えると、脳は自然に、簡単で終えやすいことを先に選びます。
だから、効果的な人生の目標は分解する必要があります。
まず、願いを結果の見える目標に変えます。
例えば、こうです。
「健康になりたい。」
これを、次のように変えます。
「今年、週に三回運動する習慣をつくる。」
「もっとお金をためたい。」
これを、次のように変えます。
「十二か月以内に、緊急時の備えとして六万台湾ドルをためる。」
結果が明確になったら、さらに細かく分けます。
一年で六万台湾ドルなら、毎月五千台湾ドルです。
次に、こう問いかけます。
「今、本当にできる次の行動は何だろう?」
答えは「六万台湾ドルをためる」ではないかもしれません。
例えば、こうです。
「今夜、緊急時の貯蓄専用口座を作り、毎月五千台湾ドルの自動振替を設定する。」
これが、本当に実行できる次の一歩です。
学習も同じです。
「日本語を学ぶ」は大きな目標です。
でも、こうするとどうでしょう。
「土曜日の夜八時に、第一課を三十分見る。」
具体的にできることになります。
人生の目標は、四つの段階に分けられます。
一段目は方向です。
二段目は年間目標です。
三段目は途中の節目です。
四段目は次の行動です。
例えば、こうなります。
方向:健康を改善する。
年間目標:一年以内に、規則的に運動する習慣をつくる。
途中の節目:最初の三か月は週に二回運動する。
次の行動:明日の仕事帰りに三十分歩く。
最後の段階まで分けると、多くのことは想像したほど難しくないと気づきます。
本当に難しいのは、山頂ばかり見つめ、足元の最初の一歩を見つけられないことです。
また、一度に人生の目標を増やしすぎないようにしましょう。
一年に大きな目標を二十個も立てると、どれも少しずつしか進まないことがよくあります。
本当に大切な方向を三つから五つ選ぶほうが、はっきりした変化につながりやすいのです。
人生は短距離走ではありません。
よい目標の仕組みは、一月だけ意欲に満ちて三月には諦めてしまうのではなく、続けられるものであるべきです。
目標の目的は、毎日「まだ十分ではない」と思い出させることでもありません。
地図のようなものであるべきです。
今いる場所と、次にどちらへ進むかを教えてくれます。
次の一歩が明確なら、人生はまだ前へ進んでいます。